シェルパ: バブ・チリ


画像転載元: nepalnews.com.np

酸素ボンベ無しでの登山は、登山家や愛好家の間で頻繁に話題になります。 しかし、実際に無酸素で登山をする人はほとんどいません。 シェルパと呼ばれる登山ガイドも同じで、彼らも普通は酸素ボンベの助けを借りなければなりません。 そこで、1999年、エベレストに登頂したバブという名前のシェルパの興味深い話が思い起こされます。 バブは山頂に22時間滞在しましたが、なんと彼は酸素ボンベを携帯していなかったのです。 バブは遺伝的に高い能力を持っており、さらに強靭な精神力の持ち主でした。それが無酸素登頂を可能にしたのでしょう。 バブのこの挑戦には、安全対策が必要でした。 1999年の記録の前にも、バブは7回のエベレスト登頂を無酸素で成し遂げています。 そして、記録達成時は1年の時間をかけて準備し、追加のシェルパと万が一のためのロープや酸素を用意していました。 バブはHACEとAMSの兆候が出ていないか定期的にチェックを受けながら登り、最終的に全ての困難を乗り越えて記録を達成しました。そして、ネパール人として初の国際的に英雄として讃えられる登山家になったのです。それから約2年後、バブ登山中の事故でクレバスに落下して命を落としました。